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2017.11.15

2017年9月17日(日)NIKKOらいふ 2日目/午前

NIKKOらいふ 9月17日(日)2日目/午前
 
<湯元温泉〜午前中は戦場ヶ原の岡崎農園を見学>
 
 
さあ、2日目の朝です。
朝ご飯を食べたら午前中は戦場ヶ原にある農場主さんを訪問します。戦場ヶ原に農園があるの?と驚いた方もいるでしょう。
宿を出発したら、日光湯元ビジターセンターにちょっと立ち寄りました。
奥日光地域の自然に関する資料が展示されています。熊、猿、鹿、狸、イタチ…その他にも様々な鳥。奥日光には驚くほど沢山の生き物がいるんですね。
最近では、増えすぎた鹿が木の皮を食べる害も出ているそうです。
 
 
<岡崎農場の見学>
日光戦場ヶ原には、第二次大戦後に入植してきた人たちがいます。中国などから引き揚げてきたものの、長男でないゆえに他の場所で土地を確保する必要がある人たちが、戦後各地にいました。栃木県内もそうです。
岡崎農場の岡崎さん一家もそんな開拓者のひとりでした。
春〜秋が短く、冬の寒冷な気候がことのほか厳しい戦場ヶ原で、辛苦の思いで開拓を進めて来た人たちがここにいたなんて、知りませんでした。
 
現在岡崎農園さんでは、夏イチゴの生産と花苗の管理を中心に、葉もの野菜やブロッコリー、セロリ、ダイコンなど多品種を少量生産されているそうです。
今回は特別にハウスでのイチゴの摘み取りをさせていただきました。
ハウスで説明してくれたのは、息子さんの孝彦さんです。
 
そしてビニールハウスの中ではブロッコリー、イチゴジャムの試食も!
新鮮なブロッコリーにどんどん箸が進んでしまいます。朝ごはん食べたのに!
 
そして、畑に移動して収穫も体験させていただきました。
今畑には大きなキャベツがごろり。岡崎さんのお父様に手取り足取り教えてもらいながらの作業です。
 
大きなサニーレタスも収穫。サポートしてくださったのは、岡崎さんのお嬢さんです。
 
岡崎さんは、父親がこの地に開拓で入った頃のことを記した冊子(開拓史)を見せてくださいました。この地を開拓した先人たちのことを忘れまいとするお気持ちが伝わってきます。
 
岡崎さんの長男、岡崎孝彦さんは県外の大学で学んだ後、一度は東京方面で就職。でも、農業のほうが性に合うと感じて実家に戻り、就農されました。
「自分は初心者だからもっと成長したいです」と話す孝彦さんですが、今、生き生きと働いているようですね。
お父様、お母様、お姉様、孝彦さんと四人の家族経営。支え合いながら、日々土と向き合っておられる岡崎農園さんです。
 
 
さあ、午後からは各グループに別れて暮らしや仕事などを探訪します。
 
※今回の訪問先
日光湯元ビジターセンター
 
●岡崎農園
 

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