2016.10.15
2016年10月10日(月・祝日)FIT TRIP in 茨城県常陸大宮
福島(F)・茨城(I)・栃木(T)の3県の県際地域(那須岳・
八溝山を中心とする地域)が、これまで培ってきた交流・連携を
もとに広域交流圏としてのさらなる発展を交流・二地域居住を
促進するツアー『FIT』。
今回は『来て、知って、体験して、「田舎暮らし」を感じて
欲しい』というコンセプトの元、「ぴったりを知る旅」と
題して、FITエリア<茨城県常陸大宮市>を訪れました。
各集合場所を出発して、最初に訪れたのは山あげ祭の開催地
でもある『山あげ会館』。
会場付近にはKENPOKU ARTのぼりが立ち並んでいます。
「KENPOKU ART」茨城県北芸術祭へ。
「KENPOKU ART」[旧美和中学校]。
国内外で注目を集める、落合陽一氏の
メディアアートです。メインの1つでもある「コロイドディス
プレイ」を鑑賞しました。超音波の周波数を使って極薄の
シャボン膜を微細に振動させて、映像の投射をするという
技術です。実際に見てみると、不思議な映像に引き込まれました。
みえるかな・・・
校舎内の色々な教室を見て回りました。
日曜日のみの限定のおもてなしとして、
お茶を実際にたててもらいました。
美味しいお菓子と一緒にゆっくり味わいました。
「旧家和楽青少年の家」へ
ザドック・ベン=デイヴィッド氏のアート作品を鑑賞。
ミニチュア・オブジェが部屋一面に広がる光景は、ものすごく繊細な世界です。
シャッターを切る人たちが続出。
貴重なアートを体感した後は、昼食「道の駅常陸大宮
かわプラザ」へ。
バーベキューの前に、さつまいも掘り。
子供の頃以来の、さつまいも堀りに子供以上にテンションが
上がります♪
一株にたくさんのお芋が付いていてびっくりしました!
昼食 バーベキューです。美しい久慈川の
流れを眺めながら、楽しめるスポットです。
お腹も満たされ、午後は選択コースです。
Aコースは『オカリーナの森』にて「宗次郎 森の音楽会」。
野外音楽室にて、世界的オカリナ奏者の宗次郎さんが吹く
美しい旋律に耳を傾けます。
宗次郎さん自身が作品作りを行う森は、どこか特別でどこか
神聖で、聞こえてくる音色はとても心地よく身体に染み込んで
いくようでした。
なかなか耳にする機会がないオカリナの音色。それだけに
やはり特別な時間になりました。
最後に抽選会特典付き。市役所の職員さんはじめ、みなさんのおもてなしが素晴らしかったです。
この森では、オカリナを作って吹いて、様々な体験が出来ます。
Bコースは『漆塗り・紙漉き体験』
日本で2番目に漆の生産量が多い茨城県。非常に良質な漆を
実際に利用することで知られているこの地区。
和紙も有名です。西ノ内和紙へも見学へいきました。
Cコースは『KENPOKU ART散策』
常陸大宮市内の空き店舗の活用をした作品。
今回の「KENPOKU ART」の参加アーティストの1人、
ミヒャエル・ボイトラー氏が約1週間という期間の中で、大きな空間へと変貌(へんぼう)させました。
参加アーティストのみなさんの力はもちろんですが、
地元を愛する現地の方々のおもてなしとのふれあいが心に残りました。
ツアー終了後も使用できるKENPOKU ARTの
パスポートも嬉しいですね。まだ回りきれていない
地域も訪れたいと思います。
ARTを見ながら地域を知ることができる旅でした。
常陸大宮のみなさん、ありがとうございました。
※今回の旅で訪れた場所※
・山あげ会館
http://www.nasukara-yamaage.jp/y_kaikan/index.html
・旧美和中学校
https://kenpoku-art.jp/venues/17/
・旧家和楽青少年の家
https://kenpoku-art.jp/venues/14/
・道の駅常陸大宮かわプラザ
https://www.michieki-hitachiomiya.jp/
・オカリーナの森
http://sojiro.net/contents/ocarina.html
・紙のさと和紙資料館
http://ibaraki-museums.jp/category/industry/24/
・KENPOKU ART