2016.02.28
２月２６日 WOOD GIFT IN KANUMA 木のまち「かぬま」からの贈り物
2月26日（金）
WOOD GIFT IN KANUMA
木のまち「かぬま」からの贈り物 に行ってきました！
宇都宮駅を出発し、ろまんちっく村、新鹿沼駅の順でバスが停車し、木のまちガイドのくろさき局長、はちべえ、ほりべえ、ロッキーとともに出発です！
まずは、粟野の木材で作られた『粟野小学校』を造り上げた
樽見社長とともに見学。
見てください！！！
明るい日差しが降り注ぐ、この木の香りと温もりあふれる校内！
とっても素敵です。
こんな学校で学べることができたなら、楽しくて仕方ない気がします。
出来るだけ鹿沼の木を使用して、「木のまち」として地域を盛り上げよう！という鹿沼市の市政に則って立てられた『粟野小学校』。
古くは、木造の校舎が当たり前でしたが、現在では主に鉄骨、鉄筋コンクリートの校舎になりました。しかし、技術の発展とともに、“やっぱり木が好き”という木材の良さも見直されてきているそうです。まさに、そんな感情を抱く校舎です。
「子どもたちの生活も木の温もりのように、より温かく、優しさが増えて、トラブルも減った気がします」と校長先生。
そんな子どもたちが、今回のツアーのために、特別に音楽の授業で発表会を行ってくれました。場所は、子どもたちからも一番人気の「夢階段」。この階段は、音響も計算されたホールのような場所。子どもたちの素敵なエーデルワイスの演奏と歌声が心にも響きました。
とても、温かいおもてなしをしていただきました。
学校見学後、この地域の歴史ある賀蘇山神社へ。
鹿沼市指定文化財に指定された、御神木「神代杉」がある神社です。
今では残念ながら切り株しか残ってはいませんが、推定樹齢1800年余、周囲約15m、高さ約70mもの大木だったそうです！！今でもその威容は衰えず、多くの参詣者の篤い崇敬を受けているとのことでした。
その圧巻な姿を思い浮かべながら、神主さんのお話をみなさん聞いていらっしゃいました。
前日降る雪も少し足下に残り、空気が澄み、ひんやり冷たくより神聖な雰囲気に包まれていました。
お腹も空いてきたところで、『粟野都市農村交流館 遊の郷直売所』へ
ウエルカムフードとして、炭焼きのシイタケとネギ！
ダッチオーブンで甘さを引き出された焼きリンゴをいただきました。
そして、いよいよ昼食です。
地元のソバを石臼で挽いた手打ちの「盛りそば」、春の訪れを感じさせる「山菜の天ぷら」、山菜の煮物、お漬け物、けんちん汁、べったら（こんにゃく）、デザート・・・
とすごく豪華！どれからいただこうか、迷ってしまします。
すべて粟野地区で採れたものです!!!
どれも手作りの愛情たっぷり！お腹も心もいっぱいになりました♪
お腹いっぱいになった後、少し運動です♪
今回のために「木のまちガイド」さんたちが
考案したお土産『かぬまぶし』の詰め放題が待っていました！
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家に帰ってからも鹿沼の木を感じて欲しい！という素敵な想いから生まれた『かぬまぶし』は、鹿沼産の木を鉋（カンナ）で削られて出た薄い木を指し、お風呂に入れたり、匂い袋に入れて持ち歩いたりするといいそう♪
その他の用途アイディアは絶賛募集中らしいです^^
その後は、
・木の製品を作ってみよう！のコース
・鹿沼彫刻の世界！コース
の2つに分かれて鹿沼の木を堪能します。
木の製品コースでは、小さな椅子を組み立てます。
釘は一切使用せず、鹿沼市「栃木ダボ製作所」さんで作られている
「ダボ」という木を埋め込み造り上げます。みなさん制作に励み、
出来上がった作品はどれも立派。思い出の品ができました。
鹿沼彫刻の世界！コースでは、屋台の彫刻の作成・修復など行っている彫士「黒崎嘉門」さんの工房を伺いました♪
貴重なお話しを聴いたあとは、木を彫る体験をさせていただきました!!
平面の下絵から、立体に彫っていくなんてとてもすごい貴重な体験が出来ました☆
最後に鹿沼木工団地にある『SOU LABO』にて、木製の素敵な雑貨や家具、工場の作業現場を見学しました。やはり木製は、温かみと、経年変化を楽しめる喜びがあるように思えました。
あっという間に夕方になり、本ツアーも終了です。
今回は、初めての「木のまち鹿沼」を巡るツアーでしたが、粟野小学校のみなさん、
粟野地域の関係者の皆さん、そして木のまちガイドのみなさんが一生懸命鹿沼の素晴らしさを伝えてくださったお陰で、とても心に残るまさに
“すて木“なツアーでした。
次回もお楽しみに♪
＊今回行った場所＊
・道の駅うつのみや ろまんちっく村
・鹿沼市立粟野小学校
鹿沼市口粟野1730
・賀蘇山神社
・粟野都市農村交流館 遊の郷直売所
鹿沼市粟野655-1
・鹿沼の彫刻屋台（鹿沼ぶっつけ秋祭りHP)
・SOU LABO
・有限会社 栃木ダボ製作所
