2017.01.23
２０１７年１月１４日(土)あわの結旅
あわの結旅（ゆいたび）～あわのグリーンツーリズム～
栃木県の「日光例弊使そば街道」の南端として知られる、
鹿沼市あわの地区。
あわの地区で、美しい農村風景を楽しみながら「あわの」を
結び楽しむ旅。
最初に訪れたのは、『花農場あわの』
２００種類を超える草花が楽しめるとして知られています。
この時期はハーブ栽培。実際にローズマリーを摘みます。
とてもよい香りでした。
レストランや調味料で使用されることが多く、お土産にと
たくさん摘ませて頂きました。
－ろうばいの里－
日本最多の４種の蝋梅（ろうばい）を楽しめます。
12月から咲き始め、この時期は満開の品種も。
ほのかな甘い香り、透き通るような花びら、うつむき加減に
咲く美しい花を堪能。
６００本もの蝋梅の花は圧巻でした。
今回はろうばいの花を眺めながら、ツアーオリジナルのティー
タイム。
花農場あわので採れたハーブを使ったハーブティーを頂いて
心も体もホットな気持ちになりました。
「ろうばい」に囲まれて。
－さといも収穫－
この地域は農業も盛んです。生産者さんから取り方やさといもの
お話を聞きます。里芋と赤いもの２種類を実際に収穫したのですが、
里芋を実際に取ってみて驚いたのは、１株についている１０個以上の
芋の付いていたこと。
そして、ここで２種類の違いについても教えて頂けました。
里芋は、一般的には、粘質で柔らかいものなのですが、赤芽芋は
文字通り芽が赤い里芋で、ぬめりが少なく、赤い芽は初めて見た
方も多かったです。
ちなみに、赤芽芋は親芋・子芋ともにどちらも食べられるという
ことも教えてもらいました。
里芋の違いについて学んだ後は、それぞれ選択したコースに
分かれてツアーを続けます。
Ａコースは『そば打ち体験』。
Ｂコースは『麻玉作り』。
最初に観葉植物の効果や花言葉を教えて頂きました。
自分の好きな植物を選んでからスタート。麻玉のデザインは自由
です。優しい色合いのものを幾つか選び、好きな観葉植物の苔玉に
巻きつけていきます。
出来上がり。最後に管理方法を先生に伺いました。水やりもあまり
必要ないので育てやすそうです。
ランチは地元野菜を使用したメニューです。
Ｃコースは野州麻紙工房にて『野州麻紙の体験』。
野州麻（やしゅうあさ）を実際に見るのは初めてでした。
山麓が野州麻の生産日本一。
麻の紙漉き体験が体験が出来るところは日本でも数か所です。
そして、いよいよ体験です。この紙漉き体験は、麻の木の周りの
皮を使って行います。
「紙を漉く」と一言で言っても、実際にやってみると・・・。
平らに紙を漉くことは難しく、１回目、２回目と漉き方もうまく
なっていきました。
貴重な体験を終え、工房と同じ敷地にある『Cafeぎゃらりー納屋』
を見学。
昼食はドリンクやシフォンケーキの他に、麻の実を使ったピザは
香ばしく美味しく頂きました。
工房の隣には、パン屋さんがあって、麻の実パンも販売されて
います。美味しさに、県外ナンバーの方も多くいらっしゃいます。
最後の立ち寄り先は『清流の郷 かすお』｡新鮮な地元野菜を
購入できます。
直売店だけに鮮度が良く、お得な価格の野菜ばかり。
１０種のジェラートがあり、中でもゆずリゾットが人気です。
とちおとめやハトムギ、ネギ。地元の手作り味噌。
木の木製品小物などが販売されています。
地元ならではの雰囲気が感じられます。あわの地区の山々に囲まれ、
のんびりとした雰囲気と新鮮な空気はぜひ、一度訪れて頂きたい
栃木県のスポットです。
・ろうばいの里
http://www.kanuma-kanko.jp/news_details.shtml?1875:2
・そばの里 永野
https://www.sobanosatonagano.jp/
・花農場あわの
・野州麻紙工房
https://ja-jp.facebook.com/yasyuuasa/
・清流の郷 かすお
・あわのグリーンツーリズム
