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2017.11.16

2017年9月18日(月)NIKKOらいふ 3日目 午前その1

2017年9月18日(月) 3日目 午前その1
 
<野門の朝>
昨夜の暴風雨から一夜明けて、快晴!空気も澄んで気持ちのいい朝です。
朝ごはんは品数たっぷり。昨夜夕食をいただいた囲炉裏の間で、皆さんと一緒にいただきました。3日目ともなると、お互いにさまざまなお話が出てきます。
 
 
 
 
出発の前、ロビーで宿のご主人から栗山東照宮に伝わる家康公の御神体にまつわるお話をお聞きしました。
 
時は明治元年。戊辰戦争終盤の頃、明治新政府率いる西軍が迫る中、日光東照宮にある御神体を守るため、会津藩の松平容保の命によって徳川家康公の御神体が持ち出されました。御神体は会津の鶴ヶ城で守るはずでしたが、御神体がこの栗山村に着いた頃には会津は炎上、鶴ヶ城は陥落してしまいました。以来、御神体はこの栗山で大切に守り続けられている…という言い伝えです。
 
 
 
 
昨夜は暗くて見えませんでしたが、この集落の入口には「家康の里」と書かれた看板があります。それは、こんな由来があったのですね。
この地域が、古くからお隣福島県との人や物資の往来があったことを教えてくれる歴史の一コマを垣間みました。
 
 
そして、いよいよ大野屋さんを出発。さきほどご主人がお話をしてくださった栗山東照宮に立ち寄ります。
 
 
 
集落の一角にある栗山東照宮。参道の階段を登っていきます。
 
 
階段を登りきると、拝殿が静かに佇んでいました。境内は掃き清められ、集落の人たちが大切に守っていることが感じられます。
 
決して日光東照宮のようにきらびやかな拝殿ではありませんが、堂々とした造りです。きっと、御神体伝説とともに未来へと伝えられていくことでしょう。
ここにある御神体は、栗山村有形民俗文化財に指定されています。
 
 
<小百の農家さんを訪問>
野門を後にして、バスは山中を走ります。次に向かった先は小百。
この地で米と蕎麦を中心に農業を営む「日光 八木澤ファーム」さんを訪ねました。
 
 
米作りに必要な農業機械の説明をしてくださったのは八木澤裕史さん。お父様の清次さんは専業農家です。裕史さんは昼はお父様とともに農業、夜は介護の仕事をなさっているそうで、超人的なパワーです!
体力的には厳しいけれど、介護のお仕事も続けることで、様々なかたちで地域に関わっていきたいとおっしゃっていました。こうした若手の担い手が地域に存在することによって、お互いの暮らしを支え合う仕組みにつながっていくのでしょう。
 
 
奥様の奈々子さん手作りの蒸しケーキを頂戴しました。ほっこりと優しい味に癒されます。
 
 
続いて、車で移動して田んぼにも案内してくださいました。地域住民の高齢化により、耕作を任されている田んぼも増えているそうです。平野部の田んぼと違い、棚田が多いこともこの地域の特徴ですね。
 
「今から花火を上げます」といっても、遊びではありません。
これ、獣避けなんです。サルやシカ、イノシシなどこの地域には様々な野生鳥獣がいます。収穫を前に、イノシシが田んぼに近寄らないよう花火の音で脅かすことも仕事の一つです。
 
 
 
続いてご案内いただいたのが、八木澤さんの蕎麦畑。蕎麦の白い花が真っ盛りです。でも、今年は夏に雨が多かったために一度は腐ってしまい、種をまき直したそうです。毎年同じ天候というわけにはいきません。天候に悩まされるのが農業という営みなのですね。
 
 
 
 
 
 
蕎麦畑で記念撮影。男体山と女峰山が背後に美しいシルエットを見せてくれました。
 
※今回の訪問先
●栗山東照宮
 
日光 八木澤ファーム

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